■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ管理クライアント
ユーザー名に日本語を使用している環境からのアップグレード方法

ユーザー名に日本語を使用している他システム環境から ノーツ へのアップグレード方法について記述します。
日本語名を使用する前に、認証者 ID を日本語名で再認証する必要があります。詳しくは、『R5 システム管理者ガイド』 と 『日本語環境設定ガイド』 を参照してください。移行元システムが cc:Mail の場合:
DB6 では日本語を cc:Mail ユーザー名に使用することはできません。
DB8 は cc:Mail ユーザーに日本語名を使用することが可能です。DUS は日本語名をドミノ ディレクトリに移行しません。cc:Mail の日本語名をドミノ ディレクトリの日本語ユーザー名に移行する場合、以下の手順に従ってください。
1. DUS を使用して cc:Mail ポストオフィスをノーツに移行します。
移行の手順は『R5 システム管理者ヘルプ』を参照してください。
2. cc:Mail ポストオフィスからユーザーの日本語名を書き出します。
EXPORT /Nポストオフィス名 /Pパスワード /Dポストオフィスパス [/@エクスポートファイル] /DIRECOTRY/LL /DIRECTORY/LR /UNICODE/2
3. 書き出したファイル中のそれぞれの cc:Mail ユーザーに対し Name と UAltName を取り出して、次のような DJX ユーザーリクエスト用 CSV ファイルの行を作成します。詳細は 『日本語環境設定ガイド』 を参照してください。
2,1,UAltName の姓の部分,UAltName の名の部分,[姓のよみがな],[名のよみがな],Name の姓の部分,Name の名の部分,Name のミドルネームの部分,[組織単位],,,,,,[インターネットパスワード],[社員番号],[役職名],[部署名],[兼任部署その1],[兼任部署その2],,,,,,[ユーザー ID ファイル名],[認証の有効期限],[コメント]
メモ Name の姓の部分、Name の名の部分、Name のミドルネームの部分はドミノディレクトリに移行された該当 cc:Mail ユーザーの FirstName、LastName、 MiddleInitial フィールドと一致する必要があります。
4. 作成した CSV ファイルを DJX で読み込み、ユーザーリクエストを作成します。DJX の手順書に従い移行された cc:Mail ユーザーに日本語名を追加します。詳しくは、 『日本語環境設定ガイド』 を参照してください。
移行元システムが Microsoft Mail の場合:
Microsoft Mail のユーザー名に日本語を使用している場合、移行前にユーザー名を ASCII に変更する必要があります。
1. Microsoft Mail ポストオフィスのユーザーをファイルにエクスポートします。
エクスポートの方法は Microsoft Mail のマニュアルを参照してください。
2. エクスポートしたファイルを編集し、日本語ユーザー名を ASCII だけのユーザー名に変更します。編集したファイルを別のファイルに保存します。
3. 編集したファイルを Microsoft Mail ポストオフィスにインポートします。Microsoft Mail アドレス帳のユーザー名が ASCII のみに変更されていることを確認してください。インポートの方法は Microsoft Mail のマニュアルを参照してください。
4. DUS を使用して Microsoft Mail ポストオフィスをノーツに移行します。
移行の手順は『R5 システム管理者ヘルプ』を参照してください。
5. 1. でエクスポートしたファイルと 2. で作成したファイルからそれぞれ、ユーザーの日本語名と対応する ASCII 名を取り出し、次のような DJX ユーザーリクエスト用 CSV ファイルの行を作成します。詳細は 『日本語環境設定ガイド』 を参照してください。
2,1,日本語名の姓の部分,日本語名の名の部分,[姓のよみがな],[名のよみがな],ASCII 名の姓の部分,ASCII 名の名の部分,ASCII 名のミドルネームの部分,[組織単位],,,,,,[インターネットパスワード],[社員番号],[役職名],[部署名],[兼任部署その1],[兼任部署その2],,,,,,[ユーザー ID ファイル名],[認証の有効期限],[コメント]
メモ: ASCII 名の姓の部分、ASCII 名の名の部分、ASCII 名のミドルネームの部分はドミノディレクトリに移行された該当 Microsoft Mail ユーザーの FirstName, LastName, MiddleInitial フィールドと一致する必要があります。
6. 作成した CSV ファイルを DJX で読み込み、ユーザーリクエストを作成します。DJX の手順書に従い移行された Microsoft Mail ユーザーに日本語名を追加します。詳しくは、 『日本語環境設定ガイド』 を参照してください。
移行元システムが Microsoft Exchange の場合:
Exchange アドレス帳の姓と名に日本語を使用している場合は移行前に、姓と名を ASCII のみに変更する必要があります。ユーザー名の変更の方法は Microsoft Exchange のマニュアルを参照してください。表示名は日本語のまま移行できます。
1. DUS を実行する管理者クライアントの notes.ini に次の行を追加してください。この設定により DUS は Exchange ユーザーの姓、名からノーツユーザー名を作成します。
ExchangeMigrationUseNameParts=1
2. DUS を使用して Exchange サーバーをノーツに移行します。
移行の手順は『R5 システム管理者ヘルプ』を参照してください。
3. Exchange 管理者クライアントを用いて Exchange アドレス帳を CSV ファイルにエクスポートします。
4. CSV ファイルを編集し、Exchange ユーザーの表示名と対応する姓と名 (ASCII) を取り出し、次のような DJX ユーザーリクエスト用 CSV ファイルの行を作成します。詳細は 『日本語環境設定ガイド』 を参照してください。
2,1,表示名の姓の部分,表示名の名の部分,[姓のよみがな],[名のよみがな],姓,名,ミドルネーム,[組織単位],,,,,,[インターネットパスワード],[社員番号],[役職名],[部署名],[兼任部署その1],[兼任部署その2],,,,,,[ユーザー ID ファイル名],[認証の有効期限],[コメント]
メモ: 姓、名、ミドルネームはドミノディレクトリに移行された該当 Exchange ユーザーの FirstName, LastName, MiddleInitial フィールドと一致する必要があります。
5. 作成した CSV ファイルを DJX で読み込み、ユーザーリクエストを作成します。DJX の手順書に従い移行された Exchange ユーザーに日本語名を追加します。詳しくは、 『日本語環境設定ガイド』 を参照してください。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Web に接続している場合は 、 ここをクリックするとこの文書についてのコメントをロータスに送信できます。